【テーマ】 将来にわたり主体的に衣生活を営むためには、被服がどのように作られているか、どのように作られなければならないかという基礎的な事項を知っておくことは重要である。これらの事項について概説する。

【授業概要】 着衣する人体の特性と被服の構造、被服に要求される性能、被服を造形するため工程や諸問題について論じる。講義が中心であるが、一部、実際の衣服の観察や身体計測など実習的な内容を含めて、学生が興味と関心を持ち、理解しやすいように解説する。

【到達目標】 人体の形態と衣服の構造の関連がわかる。自分の体型と適合するサイズを理解し衣服選びに応用できる。和服と洋服の構造の違いを理解する。

【学位授与方針】 家政・福祉・保育に関する幅広い専門知識と応用力を身につけている。

【授業計画】

1回 衣服の祖型
構造上から衣服型を分類し、洋服・和服の位置づけを考える

2回 衣服を着る人体(1)
成人の体型、性差および加齢変化について

3回 衣服を着る人体(2)
成長と体型について

4回 衣服を着る人体(3)
JISによる人体計測法と測定値の扱いについて

5回 衣服を着る人体(4)
自分の体型の把握

6回 衣服を着る人体(5)
既製服サイズシステムについて

7回 和服の構成
和服の形状と名称、構成および製作方法について

8回 洋服の設計(1)
体表面展開図と衣服の形について

9回 洋服の設計(2)
動作と衣服について

10回 洋服の設計(3)
衣服原型とデザイン(上衣)について

11回 洋服の設計(4)
衣服原型とデザイン(下衣)について

12回 洋服の設計(5)
既製服の観察

13回 製作技法
裁縫道具とその扱いについて

14回 アパレルの生産
アパレル産業と衣服生産の将来について

15回 総括
これまでの授業のまとめと定期試験

【教科書名】 衣服製作の科学 松山容子編著 建帛社

【参考図書】 授業中にその都度指示する

【評価方法】 定期試験、授業内の課題などで総合的に評価する

【履修について】 なし

【事前・事後学習等】 学んだことを実際の衣生活で生かすように心がけること

【備考】 被服製作実習Ⅰ・Ⅱを履修する人はこの科目を事前に受講することが望ましい