【テーマ】 この授業では、一人一人を理解し、弱者を思いやる心や障害のある人の理解や対応を学ぶことをとおして教育の洞察を深めることを目的とする。

【授業概要】 教育とは、教科を教えることに終始するものではない。一人一人の教育を豊かにするためには、さまさまな子どもたちの理解を多面的にとらえることが必要である。障害の有無、経済的な豊かさ、ジェンダーなど多様性を認めながら、一人一人を大事にする教育の達成に向け、介護等体験を通して、弱者を思いやる心や障害のある人の理解や対応を学ぶことをとおして教育の洞察を深める。

【到達目標】 ①障害のある子どもや人々の困り感や合理的配慮について理解している。②必要な社会的支援や合理的配慮について考えることができる。③社会的弱者を理解し、すべての子どもたちの教育を進めていくうえで重要な支援や配慮について考えことができる。

【実務経験の有無】

【実務経験の内容】 学校教師として勤めた経験のある教員と様々な場において心理相談に携わっている教員が担当する。
学校現場や福祉等の現場での実態理解を促進させることができる。

【学位授与方針】 資格・免許状取得(教職・学芸員・司書)のための知識や技術を身につけ、社会に貢献する力をつける。

【授業計画】

1回 介護等体験の目的
介護等体験の趣旨や目的について説明する

2回 現場からの学び(1)
特別支援学校の教員を招いての講演

3回 現場からの学び(2)
社会福祉施設の職員を招いての学び

4回 介護等体験に際しての注意事項
介護等体験の実施にあたっての注意事項の説明

5回 特別支援学校での介護等体験(1)
特別支援学校で介護等体験を行う(第1日目)

6回 特別支援学校での介護等体験(2)
特別支援学校で介護等体験を行う(第2日目)

7回 社会福祉施設での介護等体験(1)
社会福祉施設での介護等体験(第1日目)

8回 社会福祉施設での介護等体験(2)
社会福祉施設での介護等体験(第2日目)

9回 社会福祉施設での介護等体験(3)
社会福祉施設での介護等体験(第3日目)

10回 社会福祉施設での介護等体験(4)
社会福祉施設での介護等体験(第4日目)

11回 社会福祉施設での介護等体験(5)
社会福祉施設での介護等体験(第5日目)

12回 特別支援学校の介護等体験の振り返り
特別支援学校での介護等体験を振り返る

13回 社会福祉施設での介護等体験の振り返り(1)
社会福祉施設(障害者施設等)での介護等体験を振り返る

14回 社会福祉施設での介護等体験の振り返り(2)
社会福祉施設(児童養護施設・高齢者施設等)での介護等体験を振り返る

15回 全体総括(フィードバックを含む)
フィールドバックをしながら、介護等体験全体の学びを総括する

【教科書名】 介護等体験ガイドブック(全国特別支援学校長会編)、よくわかる社会福祉施設(社会福祉法人全国社会福祉協議会編)

【参考図書】 授業の中で、随時紹介する。

【評価方法】 介護等体験ノート、授業でのミニレポートなどからトータルに評価する

【課題・試験等へのフィードバック方法】 ミニレポートや質問については,事前指導内でフィードバックを行う。その他体験レポートについては添削を行う。

【履修について】 履修は教職課程履修者に限る

【事前・事後学習等】
事前学習: 介護等体験実施には、事前・事後の学習が重要である。事前に次回の授業内容を予習し、十分な理解を得る。質問事項は書き出しておく。 (2.0h)

事後学習: 事後はテキストやディスカッション等でまとめを行う。(2.0h)

【キーワード】 地域貢献/ボランティア/フィールドワーク

【備考】 事前指導は土曜日に行う。体験日程は先方の都合により決定する。特別支援学校での体験については,体験場所ごとに別途事前ガイダンスを行うので必ず出席すること。