【テーマ】 実際の支援現場での実習を通じて、ソーシャルワークに係る知識と技術、社会福祉士としての資質・技能・課題把握等総合的に対応できる能力、関連分野の専門職との連携等について実習先の指導者と連携しつつ指導する。
【授業概要】 実習指導者と連絡を密にし、学生の状況を把握しながら、利用者や関係者との基本的なコミュニケーション、人間関係の形成、利用者理解とそのニーズ把握及び支援計画の作成、利用者や家族との援助関係の形成、権利擁護・ストレングス・エンパワメントの視点による支援とその評価、チームアプローチの原理、組織の一員としての役割と責任、地域社会への働きかけ、社会資源の活用等について、60時間以上の実習を通じて指導する。
【到達目標】 実習を通じてミクロ・メゾ・マクロの視点から、利用者との関係形成や環境への働きかけ、相談援助プロセス、計画作成、施設・機関の役割や運営、関係の各法制度等を実践的に理解することを目標とする。
【実務経験の有無】 有
【実務経験の内容】
(高木)理学療法士として厚生労働省のリハセンターにおける臨床や本省での行政等の実務経験、社会福祉士として相談支援等の実務経験を有する。
(岡本秀明)社会福祉士として在宅介護支援センター勤務や生活困窮者支援NPO団体ボランティアスタッフの実務経験を有する。
(岸田)社会福祉法人の経営と運営に携わり、現在も社会福祉法人の経営に法人理事長として携わっている。
(板倉)社会福祉士として社会福祉協議会や医療機関での現場経験を有する。
(高木)実務経験を生かしてソーシャルワーク実習前の学び等の内容について、実践的に指導する科目である。
(岡本秀明)実務経験を生かしてソーシャルワーク実習前の学び等の内容について、実践的に指導する科目である。
(岸田)実務で得た事例・経験を授業で学ぶ理論と法・制度と関連させながらより実践的な学びを提供する。
(板倉)社会福祉協議会や医療機関等でのソーシャルワーカーとしての経験を生かして、実践的に指導する。
【学位授与方針】 実験・実習・演習を通じて、豊かで幸せな暮らしをデザインする高い実践力を獲得している。
【授業計画】
1回 利用者理解と関係者との人間関係の形成(1)
利用者・職員・地域住民等との基本的コミュニケーションを学ぶ
2回 利用者理解と関係者との人間関係の形成(2)
職場における意義・理念、地域における施設の役割を学ぶ
3回 ソーシャルワークにおける知識と技術を理解する(1)
利用者理解とその需要の把握及び支援計画の作成
4回 ソーシャルワークにおける知識と技術を理解する(2)
利用者やその関係者との援助関係の形成
5回 ソーシャルワークにおける知識と技術を理解する(3)
多職種連携をはじめとする支援におけるチームアプローチを学ぶ
6回 ソーシャルワークにおける知識と技術を理解する(4)
利用者の権利擁護、エンパワメント実践を学ぶ
7回 専門職の役割と責任、地域社会への働きかけ等(1)
社会福祉士の職業倫理、職員の就業などに関する規定等を理解する
8回 専門職の役割と責任、地域社会への働きかけ等(2)
チームアプローチ、専門職としての役割、地域社会への働きかけ
9回 専門職の役割と責任、地域社会への働きかけ等(3)
チームアプローチ、専門職としての役割、地域社会への働きかけ
10回 専門職の役割と責任、地域社会への働きかけ等(4)
社会福祉士の倫理を学ぶ
11回 専門職の役割と責任、地域社会への働きかけ等(5)
実習施設・機関の組織構造、法的根拠等の確認
12回 専門職の役割と責任、地域社会への働きかけ等(6)
実習施設・機関のある地域の歴史や人口構造等を学ぶ
13回 専門職の役割と責任、地域社会への働きかけ等(7)
実習先で実施される介護や保育等の関連業務を学ぶ
14回 専門職の役割と責任、地域社会への働きかけ等(8)
個人のプライバシー保護と守秘義務等を学ぶ
15回 ソーシャルワーク実習のまとめ,全体総括(フィードバック含む)
実習についてのまとめを実習報告会で発表する
【教科書名】 ソーシャルワーク実習ハンドブックその他配付資料
【参考図書】 随時紹介する。また、実習施設で配布される資料も参考にすること
【評価方法】 巡回指導等による各学生の個別の評価に加え、学生の自己評価、実習指導者の評価結果を基に評価する
【課題・試験等へのフィードバック方法】 manabaを用いた個別指導、および実習巡回指導において実習中の個々の課題について個別指導を行う。
【履修について】 ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ,Ⅱ、ソーシャルワークの基盤と専門職Ⅰ,Ⅱ、ソーシャルワーク演習Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ修得済の者
【事前・事後学習等】
事前学習:
事前に各テーマについて学習 (1.5h)
事後学習: 事後実習ノートに記録する(1.5h)
【キーワード】 ボランティア/ディスカッション/プレゼンテーション/フィールドワーク
【備考】
実習の基準に達しない場合中断もありうるので留意すること。
事前に実習先施設でのボランティアを行う場合もある。
実習先施設によっては会議の参加、ケース等の報告会を行う場合もある。
実習後の演習科目の学びにつながるため、実習中の記録をしっかり残しておくこと。