【テーマ】 日本茶の歴史,栽培方法,製造方法,健康科学,淹れ方等を詳細に概説する.この科目を修得すれば,NPO法人日本茶インストラクター協会の日本茶アドバイザー資格を申請できる.

【授業概要】 授業は教科書とスライドおよび補足資料等を用いて進める.また,日本茶アドバイザーの資格申請のために必修である茶の鑑定審査・インストラクション技術実習については,授業日とは日程が異なる場合もあるため,初回のオリエンテーションには必ず出席し,日程を確認すること.なお,実習はグループワークが中心である.

【到達目標】 多くの生活場面に登場する日本茶についてより深く理解し,日本茶の様々な情報や美味しい日本茶の淹れ方等について修得し,他の人にしっかりと伝達することができるようになる.

【学位授与方針】 生活と福祉を専門的知識と技術によって、改善できる力量を身につけている。

【授業計画】

1回 オリエンテーション【必修】 
「生活と日本茶」の全体の流れについて説明する.

2回 茶の歴史
茶の始まりや日本へ伝わり独自に発展した経緯について説明する.

3回 茶業のあらまし
日本の茶産地や栽培面積,茶の表示基準等について説明する.

4回 茶の栽培
茶の栽培条件や茶園の管理,摘採方法等について説明する.

5回 茶の製造・利用
茶の製造方法や茶を使った料理や商品について紹介する.

6回 茶の化学
茶の色,味,香等の成分について化学面から説明する.

7回 茶の健康科学
茶の成分とその効能と効果について詳細に説明する.

8回 茶の淹れ方
茶をおいしく淹れるポイントについて茶種別に説明する.

9回 茶の品質審査と鑑定方法
茶の官能検査方法や鑑定方法,科学的審査法について説明する.

10回 インストラクション技術論
茶の淹れ方を説明する技術について解説する.

11回 茶の鑑定審査実習【必修
茶を見分ける技術や茶の鑑定審査方法についての実習を行う.

12回 インストラクション技術実習【必修
茶の淹れ方を説明する技術について実践練習を行う.

13回 実習のまとめ
鑑定審査とおよびインストラクション技術実習のまとめを行う.

14回 トピックス
日本茶に関するトピックスを紹介する.

15回 まとめ
これまでの授業のまとめと試験を行い,日本茶の知識を確認する.

【教科書名】 日本茶アドバイザーⅠ,日本茶アドバイザーⅡ(NPO法人日本茶インストラクター協会)

【参考図書】 必要に応じて紹介する.

【評価方法】 日本茶アドバイザー資格を申請するためには,実習(必修)の欠席は認められない.試験設定期間内に実施する試験(70%),授業・実習への取り組み方(30%)を総合的に評価する.

【履修について】 「茶」全般に興味があり,授業に集中できる学生.

【事前・事後学習等】 各授業の予習(1.5h)復習(1.5h)は必須,日本茶アドバイザー資格取得のためには実習は必修である.

【備考】 教科書および鑑定茶等の実習資料費として16,200円(予定)を納入する.日本茶アドバイザーの資格申請には単位の修得が必要であり,後期の定められた期間に別途費用の納入が必要である.